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フォントサイズの大きさを指定するfont-sizeについて解説

フォントサイズの大きさを指定するfont-sizeについて解説

  1. font-sizeとは
  2. font-sizeの指定方法
  3. 今回のまとめ
1.

font-sizeとは

font-size とは、フォントの大きさを指定するプロパティです。

2.

font-sizeの指定方法

font-size を指定するときは主に 数値、キーワード、% のどれかを使って指定します。

それでは、指定方法を細かく見ていきましょう。

数値で指定

font-size を数値で指定するときは主に px、rem、em のどれかを使って指定します。

指定方法内容
px固定でサイズを指定
rem相対的にサイズを指定 (HTML要素を基準)
em相対的にサイズを指定 (親要素を基準)

font-size を数値で指定する方法と表示は下記の通りです。

<div class="standard">
  <p class="font-px">pxで指定したテキスト</p>
  <p class="font-rem">remで指定したテキスト</p>
  <p class="font-em">emで指定したテキスト</p>
</div>
/* 親要素フォントサイズ */
.standard {
  font-size: 20px;
}

/* pxで指定 (サイズは固定) */
.font-px {
  font-size: 16px;
}

/* remで指定 (HTML要素を基準) */
.font-rem {
  font-size: 1.5rem;
}

/* emで指定 (親要素を基準) */
.font-em {
  font-size: 1.5em;
}
HTMLとCSSの表示

pxで指定したテキスト

remで指定したテキスト

emで指定したテキスト

上記のフォントサイズについての解説です。

px で指定したものは固定値になるのでフォントサイズは16pxになります。

rem で指定したものはHTML要素を基準にしてフォントサイズが決まります。

HTMLのデフォルトが16pxでフォントサイズを1.5remで指定しているので

16px × 1.5 = 24px

となり、フォントサイズは24pxになります。

em で指定したものは親要素を基準にしてフォントサイズが決まります。

親要素が20pxで、フォントサイズを1.5emで指定しているので

20px × 1.5 = 30px

となり、フォントサイズは30pxになります。

このように px、rem、em はそれぞれフォントサイズが決まる基準が違うので使い分けられるようにしましょう。

キーワードで指定

キーワードで指定する際は xx-large ~ xx-small の7種類のどれかを使って指定します。

xx-large がキーワードの中で1番大きいサイズで xx-small がキーワードの中で1番小さいサイズです。

指定方法内容
xx-largemediumより3段階大きい
x-largemediumより2段階大きい
large相対的にサイズを指定 (mediumより1段階大きい)
medium初期値であり基準
smallmediumより1段階小さい
x-smallmediumより2段階小さい
xx-smallmediumより3段階小さい

font-size をキーワードで指定する方法と表示は下記の通りです。

<p class="xx-large">mediumより3段階大きいフォントサイズです。</p>

<p class="x-large">mediumより2段階大きいフォントサイズです。</p>

<p class="large">mediumより1段階大きいフォントサイズです。</p>

<p class="medium">mediumは初期値であり基準となるフォントサイズです。</p>

<p class="small">mediumより1段階小さいフォントサイズです。</p>

<p class="x-small">mediumより2段階小さいフォントサイズです。</p>

<p class="xx-small">mediumより3段階小さいフォントサイズです。</p>
.xx-large {
 font-size: xx-large;
}

.x-large {
 font-size: x-large;
}

.large {
 font-size: large;
}

.medium {
 font-size: medium;
}

.small {
 font-size: small;
}

.x-small {
 font-size: x-small;
}

.xx-small {
 font-size: xx-small;
}
HTMLとCSSの表示
mediumより3段階大きいフォントサイズです。
mediumより2段階大きいフォントサイズです。
mediumより1段階大きいフォントサイズです。
mediumは初期値であり基準となるフォントサイズです。
mediumより1段階小さいフォントサイズです。
mediumより2段階小さいフォントサイズです。
mediumより3段階小さいフォントサイズです。

上記のようにキーワードを使うことで7段階の大きさに分けてフォントサイズを指定することができます。

%で指定

font-size を%で指定すると親要素を基準にして相対的にフォントサイズが決まります。

フォントサイズを%で指定する方法と表示は下記の通りです。

<div class="parent">
  <p class="child">150%なので24pxのテキスト</p>
</div>
.parent {
  /* 親要素のフォントサイズが16px */
  font-size: 16px;
}

.child {
  /* 子要素のフォントサイズは親要素の150%の大きさになる */
  font-size: 150%; 
}
HTMLとCSSの表示

16pxのテキスト

150%なので24pxのテキスト

上記のフォントサイズについての解説です。

% で指定したものは親要素を基準にして相対的にフォントサイズが決まります。

親要素が16pxで子要素のフォントサイズが150%なので

16px × 150% = 24px

となり、フォントサイズは24pxになります。

3.

今回のまとめ

この記事では font-size について解説しました。

font-size とは、フォントの大きさを指定するプロパティです。

font-size を指定するときは主に数値、キーワード、%のどれかを使って指定します。

それぞれの基準や内容を理解して使い分けていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。