CSSの様々な指定方法について解説
子要素と孫要素にCSSを適用させる方法
まずは、子要素と孫要素にCSSを適用させる方法について確認していきたいと思います。
<div class="item">
<p>ここは子要素になります。</p>
<div class="sub-item">
<p>ここは孫要素になります。</p>
</div>
</div>
.item p {
color: red;
}
ここは子要素になります。
ここは孫要素になります。
上記のように .item p と指定すると、itemクラスの中にあるpタグの要素に対してCSSを適用します。
今回は全てのpタグが .item クラスの中にあるので、全てのテキストが赤色になりました。
子要素のみにCSSを適用させる方法
次に子要素のみにCSSを適用させる方法について確認していきたいと思います。
<div class="item">
<p>ここは子要素になります。</p>
<div class="sub-item">
<p>ここは孫要素になります。</p>
</div>
</div>
.item > p {
color: red;
}
ここは子要素になります。
ここは孫要素になります。
上記のように .item > p と指定すると、itemクラスの子要素になるpタグに対してCSSを適用します。
そのため、今回は子要素である「ここは子要素になります。」のテキストが赤色になりました。
隣接する要素のみにCSSを適用させる方法
次に隣接する要素のみにCSSを適用させる方法について確認していきたいと思います。
<div>
<p>1つ目のテキストです。</p>
<p class="color-red">2つ目のテキストです。</p>
<p>3つ目のテキストです。</p>
<p>1つ目のテキストです。</p>
</div>
.color-red + p {
color: red;
}
1つ目のテキストです。
2つ目のテキストです。
3つ目のテキストです。
1つ目のテキストです。
上記のように .color-red + p と指定すると、color-redクラスの隣接するpタグのみにCSSを適用します。
そのため、今回は .color-red クラスの次のpタグに対してCSSが適用されるので、「3つ目のテキストです。」が赤色になりました。
全ての要素にCSSを適用させる方法
次に全ての要素にCSSを適用させる方法について確認していきたいと思います。
<div>
<h1>h1タグのテキストです。</h1>
<h2>h2タグのテキストです。</h2>
<h3>h3タグのテキストです。</h3>
</div>
* {
color: red;
}
h1タグのテキストです。
h2タグのテキストです。
h3タグのテキストです。
上記のように * と指定すると、全ての要素にCSSを適用します。
そのため、今回は全てのテキストが赤色になりました。
複数の要素にCSSを適用させる方法
最後に複数の要素にCSSを適用させる方法について確認していきたいと思います。
<div>
<h1>h1タグのテキストです。</h1>
<h2>h2タグのテキストです。</h2>
<h3>h3タグのテキストです。</h3>
</div>
h1, h2 {
color: red;
}
h1タグのテキストです。
h2タグのテキストです。
h3タグのテキストです。
上記のように h1, h2 と指定すると、h1タグとh2タグの要素に対してCSSを適用します。
そのため、h1タグとh2タグのテキストが赤色になり、h3タグのテキストはCSSが適用されませんでした。
今回のまとめ
この記事ではCSSの様々な指定方法について解説しました。
それぞれの指定方法を理解し、使い分けていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。